更新日: 2019年10月25日—業績


テーマ ヒル類の系統分類学

吸血動物として有名なヒル.ヒル類は世界から約 700 種,日本から約 80 種が報告されていますが,実は名前の付いていない種(未記載種)がまだまだ存在しています.そのような未記載種に名前を付けるとともに(記載分類),既知種の分類学的地位の確定(分類学的再検討)に取り組んでいます.加えて,分子系統解析の手法を用いて,属以上の高次分類体系の見直し(系統分類)や進化史の解明に挑んでいます.

ヒル類には吸血性の種だけでなく,捕食性の種も多く存在しています.しかしながら,アジアにおける捕食性ヒル類の多様性はまだまだ未解明です.現在はアジア地域における捕食性ヒル類を中心に吸血性の分類群も含めて,系統分類学的研究を行っています.国外の主な調査地は台湾,ロシア,韓国,タイ,ベトナム,マレーシアで,1 年の内 1,2 ヶ国/地域に渡航し,採集調査を実施しています.

指導している学生が取り組んでいる分類群は様々です.分類群に縛られず,お互いに刺激し合いながら,様々な内陸棲動物の種多様性と進化史解明に挑む研究室を目指しています.