日本進化学会 第9回 京都大会

2007年8月31日(金)〜9月2日(日), 於 京都大学 吉田キャンパス

WS04 DNA塩基配列に基づく分類とその問題点

9/2 9:00-12:00,C会場
企画:伊藤 元己・神保 宇嗣(東京大)・藤井 恒(日本チョウ類保全協会/京都学園大)

DNA塩基配列情報とそれに基づく系統推定の導入は、分類学的研究の発展に少なからぬ影響を与えてきた。また、同定作業にも塩基配列情報が積極的に導入され始めており、特定の短い塩基配列を同定に利用する手法「DNAバーコーディング」に注目が集まっている。しかし、分類や同定に分子情報を利用することが一般的になったのは最近の事であり、実際にはまだ多くの問題点が残されている。本ワークショップでは、塩基配列情報に基づいて生物を分類・同定する際の問題点について、その概念的背景から実際の研究まで幅広く取り上げ議論することで、分類学的情報の提供者と利用者双方の理解を深める場としたい。

八木 孝司(大阪府大・院理・先端)
「チョウ類におけるDNA配列相違度と種・亜種分類」(仮題)
矢後 勝也(東大・院理・生物)
「DNAに基づく分類の有効性と問題点:特にチョウ類を例として」
吉武 啓(東大・院新領域)
「DNAバーコーディング:分子情報に基づく同定支援技術とその利用法」
三中 信宏(農環研/東大・院農生)
「DNA barcoding で【種】は延命できる?」
村上 哲明(首都大・牧野標本館)
「分子情報に基づいて認識された植物の隠蔽種を分類に反映させる上での問題点」